無間ごく

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教え子の結婚式

えー,月はもう5月になっていますが,後一つ,4月に書き込んでおきたいことがあります.
(そういえば,今年はたんなる3連休なのですね.昨日も今日も仕事です.どういうことですかっっ,と独り言)
とうとう教え子の結婚式に呼ばれるような年齢になってしまった,ということです.
時々,いろいろなところで毒づいていますが,私は教師という言葉の響きが嫌いだし,やっていることも欺瞞全開
(一部にはそうでない方もいらっしゃるということは重々わきまえた上で)
で,周りが家庭教師などをバイトと称してやっているのが不快この上なかったわけですが,
とうとう26の春にはそういうこともいってられず,半強制的に「講義をしなくてもよい」という条件でこんな仕事をはじめてしまいました.
(一度でもやってしまうと駄目になるものです.もう10年前の自分にあったら唾棄されることはまちがいありません)
で,そこで会った悪ガキが結婚をしました.

ただこいつ(☆)が,ま,男好きされるやつで,なんとなく周りの悪ガキがよってくるようなタイプのやつだったわけです.
なぜか,私もどちらかというとそういうタイプらしかったのと,
当時つきあっていた彼女との間でのっぴきならぬ(Physicalなことです.この時期にはよくある話ですね)ことになったらしく,
それがきっかけで慕われるようになった...と,遠い記憶がそういっています.
福祉の仕事に対する認識がゼロだった私は,学生がそんなんでどうする(講義日程に振り回されてどうする),ということで,
昼飯時アルコールで何人かつぶしてから授業にださせたりしていたものですから,
翌年冷却期間をおかれたのかなぁ...などとこれも遠い記憶です...ね
・・・そんなこんなは公開することでもないので以下省略しますが,

ま,6年ぶり(その間に飲んでたりも2,3回ありましたかね)にそんな連中と遭遇です.
するとま,皆それなりに立派になっていましたね.当然人材不足の現場では皆,指導者の立場になっていましたが,
その中でも,,,
毎日,サラ金で金を借りながらパチスロやってたT山が講演会で堂々発表して,
福祉系の雑誌に論文だしてたり(本体はS原が書いていたといういわくつきですが),
岡山のDちゃんはのっぴきならぬものにはまってましたね(瀬戸内海に沈められないようになぁ).
いずれにしても,はよ〜社会福祉士の資格とっとけという感じですが(役にたつ,たたないは別として)...

ま,そんな連中もいつつの☆の結婚式ですが,これがいわゆる昔ながらの結婚式でして
参加者118名...っておいおいスピーチを頼むときにそれを先に言えよ,☆.そしたら断ったのによぉ.というぐらい
かなり金満なものでした(やる方の苦労ははかりしれないなぁ).
しかも,忘れていましたが,そういうことを頼まれた奴が座らされるのはきまって最前列の席で,そこには☆の上司
(ちなみに今回は市原市長の弟だったか..な)と同席だったりするわけです.となりはなぜか☆の幼稚園の恩師(!)だったりしたりして...
もう訳が分かりませんでした.

スピーチの内容はもちろん,明かしませんが,ま,無難によかったみたいです.
名刺はもらうまで作らない主義の私はその後の名刺の嵐には閉口しましたが.

嫁さんとのなり染め(初めてデートをしたときにお姉さんの靴に新聞つめてまではいてきた話)だとかは
なかなかいい話だなぁと思いました.できた奴にはそれなりの女性がやはりつくようです...
こいつはこんな結婚式の準備期間中もまったく愚痴らず,少なくとも私への身に余る気遣いを見る限り,まったく立派なやつです...

これで新婚旅行までいく,というのですから(あっ家も建てるみたいです.まったくふざけた話ですな),開いた口がふさがりません.
と,あまり書くとよけいなメールが入ってきそうなので.この辺で.
おめでとう.
追記:芦原英幸ではないですが,野郎が泣ける結婚式というのは往々にしていい結婚式だと思います.
        結婚式と子供の誕生と自分の親が亡くなったときぐらい泣ける奴の方が男気がある,と個人的には思います.

南アフリカで奇跡が起きた...らしい

前日,13時間労働をついしてしまい(働いていたのはコンピュータだったけど),その日は,大事な話が舞い込んでくる前にいたたまれなくなって
待避行動をおこしたわけですが...
帰宅しても,仕事が待っていることに気づかず,しばし,呆然.
なんとなく,BSをつけていました.
するとMOTO-GPのリザルトがハイライトで流れておりまして...
南アフリカGPのスーパーバイクのウィナー・・・セテ・ジベルノー!!...大治郎のパートナー
55勝のロッシを振り切っての優勝です(2勝目).

南アフリカでは大ちゃんのためにクラス関係なく黙祷が行われたんですが,ここまではごく普通ですね.
が,ここからが変.
自分のスーツやマシンに「74(大治郎のものです,当然)」をつけるライダー続出.
という,少なくとも私はGPでは初めて聞くような珍事態が起きていました.
(野球ではよくやるけど.星条旗とか5とか)
なんとなく,下りコーナーなんかからくるマシンを見てると「74」が次から次へと現れてきて,
これはちょっと胸にこみ上げてくる光景が展開されてました.

で,ジベルノー,完全に神がかっていました.何がいいのか分からない.でもミスはしないし,
ロッシやビアッジが追いつけないんですね.
(ちなみに,手ぇぬいてたんじゃねぇーのは,あの世界では通用しません.見た目ですぐわかっちゃいますから.
やるとしたら,コンマ何ミリかのスロットル操作が必要でしょう...ね)

で,やはり最後はコンマ3秒まで追いついたロッシはジベルノーの背中に大ちゃんを見た...ようですね.

最後に表彰台で,ジベルノーが左胸につけた「74」のワッペンに手を当て,キスをしてその手を水晶のトロフィーのトップへ,
そして鳩を飛ばすようにゆっくり天上に掲げました.
あぁ.大ちゃんが昇っていく...遠い日本からでもしっかりそう思えるような神々しい光景でした.

成仏...自然にそんな言葉がでてきました.
南アフリカで奇跡が起きたようです.

ほんと,そうだよなぁ...

アメリカでこういう判決が下ったらしい.

 Wilson判事は4月25日公開された判決の中で次のように指摘している。「被告はソフトの配信とサポートを行っており、そのソフトのユーザーは合法と非合法の両方の目的でこの利用を選択でき、実際にそうしている。StreamcastとGroksterは、家庭用のビデオレコーダやコピー機を販売している企業とそれほど大きな違いはない。ビデオレコーダ、コピー機のいずれも、著作権侵害に利用することができ、実際に利用されている」。

ソニーが認められるのに,モーフィアスがだめなんて..ありえませんよねぇ.
ここ数ヶ月,こればかりだけど,いい加減に目を覚ましませんか>著作権云々ばかりいう御大様

なぜか長い

なぜか,自分が指導を受ける立場になると,ちょっと尋常ではない時間を有します.

そもそも哲学科には実験とか,調査とかいりませんので,これはこれで大変放任でありまして...
(師曰く,「物理学には諸々が必要であるが,数学は紙と鉛筆だけあればよい.が,哲学はそれすら必要ない...って関係ないですか)

だからでしょうか・・・
まとめて指導してやるってことでしょうか?

当時はまだ院生が確実に10名以内だったと思うのですが,
私の修士論文の最終口頭試問(なんかこれもこの年にはじめて「本格的にやるか」,という話だったらしい...というのは後日談)
3時間半から,なぜかそういう縁につきまとわれています.
科学基礎論学会の当時,元:理事長先生(副査:実質は主査)と日仏哲学学会の現:理事長先生(主査)に挟まれて,たった3人で3時間半ですよ...
死にますっっっっ って (私は今日までこれ以上長い口頭試問を聞いたことはありません)
最後は先生から「藤岡君,コーヒー飲む?」と気遣いまでしていただく始末...トホホ...
しかも最後の一言,忘れられません.「藤岡君,僕はこれで納得したわけではないですよ」
そうです,敬愛して止まない(まじ,これは一生かなわないと思えた初めての方なのです)方からそういう言葉を投げられても,挫けないでやっていく,
これが現在の私をちょっとやそっとの苦境にもめげない(というより気にしない,というより忘れてしまう)精神を形成している,
といっても過言ではありません....

しかも,そのコーヒーを私が用意していた時に,お二人でされていた密談,というのが,それはさらに上をいく恐ろしいお話で...
(自分の恥をさらすことになるので,ここでは控えさせてくださいませ)
閑話終了.

本日,久しぶりにその指導とやらを受けてきました.
「そうだね,会議が終了するのが2時半だから,3時に私の研究室に来てください.6時には院生に声をかけてあるから,飲みましょう」
!! えっ!? では先生,先生は私のために3時間も時間をとってくださるのでしょうか?
しかも,こんなフラフラの状態で? ですか??
憂鬱で仕方ありません.

ところが,昨日の私はものすごく失礼を働いてしまいました.
その先生の研究室の移動先を失念してしまい,同じ建物の中で,うろうろ1時間.そう,3時間とって頂いた時間が2時間に...
申し訳ないのが半分.素直に嬉しい(とはいっても2時間でもどうかと思ったのですが)のが半分...

で,その内容なのですが,,,予想外
というか,こんなところに書くくらいですから,ひどいものではなく,むしろ,大変充実したものだったのです.
驚いたことに.
二人して小さな黒板に,ああでもない(藤岡:自説を弁明)こうでもない(先生:さらにそれを反駁)と,次から次へと,論理記号を書き込んでいく様は
ある意味,私が幼少時代にあこがれていた風景のようでもあり,
(プリンストンで行われたというアインシュタインとオッペンハイマーが議論している様が元になっています)
またその内容には,論理学の思想史,日本の学際の裏話もちりばめられていて
(LogickのKleeneや,代数学の前原昭二先生や,集合論の竹内外史先生っていっても...ねぇ?)
もちろん,内容に関する精査あり...で.
途中,先生がわざわざプリントしてくださった文献をしばしにらみながら...充実した2時間はあっという間に過ぎてしまったのでありました.
あぁ.久しぶりに(あぁ,長かった...)本気で指導をうけましたっっって感じでした.
いやぁ,よかったです.これはなんでしょうね.
いい気分で酔っぱらっているのとも違うし,本能に任せて動物になっている時とも違うし..
月にタッチしたような気分,と著作権無視でいえば,そんな感じでしょうか.

むろん,「おっ,そろそろか」と時計を見た瞬間,咳が放流をはじめ,
師曰く「きみ,SARSじゃないよね?」 <=失敬な(笑
おかげで「これ以上,SARSをばらまくわけにはいかないので,酒席は遠慮します」と
まじ,一瞬気を抜いたとたんに三半規管が反乱を起こしだしたので,速攻大学を後にしました.
エレベータでは同輩(30過ぎのおっさんです)に会ったり,心理の恩師(あけましておめでとうございます)に会ったりしましたが,
それも一瞬.
家について,一人,飯を食って,ぶっ倒れておいて,気づいたら,,,こんなことをしていたりしています.

さて,これから本の注文です.
ってまずは「論文の書き方」なんて学生さんには恥ずかしくて本当は書いてはいけないようなタイトルのものも含まれていたりするのですが...
いえ,これが現実です.やっぱ,論文書くにも,その道のプロに教わらなければ,ね,と腰を折ることも今日は教わりました.

ぉぃぉぃ

今年に入って2度目の風邪らしい.
何度やってもあまり気分のいいものではないですね.
時期が時期だけに,中華系には会ってないないよな...とか,失礼なことも一瞬頭をよぎってしまいました.

こうやって,ようやく休みがとれるか
(とはいっても明日は本業の打ち合わせで3時間拘束されねばならなかったり,その後にも,ユネスコの研修ため,パリに発たれる同僚の方の送別会や,初期の教え子の結婚式でスピーチだったりするのですが)
と思いきや,体調を崩す.これでは何かがもちません.

講義の間,いつも元気な人たちが元気でいてくれたおかげで(これはケアの基本ですね),なんとか乗り切れました.
我ながら,よくたっていられたものだ...

何考えてんだか,いまいちよくわからない学科長には適当に伝えるべきことだけは伝えておきました.
結論:テストはクラス別に作る.問題用紙は回収(って考えてみたら,学生さんにとって最悪の選択肢ですね)
なんか,小テストなんてしてるおかげで,ペーパーが飛び交って大変らしい...です.
同調はしますが,同情はしません.頑張ってください.
(にしても,結構皆さんとの面談(?)の反応を肯定的に受け取られていましたね.ちょっと聞いたところでは,ギャップがかなりあるような気がするのですが...気のせいでしたかね)

無駄を省く人生はどうかと思いますが,
無駄を増やす人生はもっとどうかと思いますので.
どちらを選択しなくても,いいんですよ,と諭す元気がいまはありません.

大治朗 逝く...

一部の方の間では,もう既知のことですが,大ちゃんが逝ってしまった(20日未明).
脳幹梗塞だったんだ..
かなりキツかったんだろうなぁ..ご家族,大変だったろうな.(享年26歳)

確かにいまのロッシ(もっと評価してやれよ.下手したらスペンサーよりすごいですよ.250,500ダブルタイトルですから,一応)
に勝てるとは思っていなかったけど,
今500(あ,スーパーバイク?ネーミングなんとかしてほしいねぇ)で
イタリア人たちに一泡吹かせてくれそうなのは,大ちゃんだけだったからなぁ.

でも,最後が鈴鹿とは...
ご冥福をお祈りします.

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